農業の未来コウジョウ研究所 OPEN!

農業の未来コウジョウ研究所は、様々な角度から野菜工場の新しい可能性を探る場。と同時に、地域や農法に限らず農業の未来を楽しみながら探求します。農家、料理人、バイヤー、研究者など、多彩なゲストをお招きし、出会い、学び、気づき、生み出し、シェアする。そこに隠れた未だ見ぬ種をみつけ、育み、農業の未来の向上を目指します。

こんにちは。いつも野菜を食べる時間を楽しみにしている、リクガメのなみえです。兵庫県にある日章興産株式会社のみんなにかわいがってもらいながら、暮らしています。

長年、特殊な塗装などを手掛けてきた日章興産株式会社が、その技術を活かして、空いているおうちや倉庫を有効活用できる野菜栽培プラント「Gline」を開発しました。四季の変化や天候に左右されることがなくて、生産量や価格も安定するのだそう。農薬を使わずクリーンルームで育てる野菜をわたしもいつも楽しみに食べています!工場の様子はこんな感じです。

いつも食べる野菜をもっとおいしくしたい!農業についていろいろ勉強したい!そんな気持ちでGlineのメンバーが、<農業の未来コウジョウ研究所>を立ち上げました。地域や農法に限らず農業の未来を楽しみながら研究していこうと、みんなわくわくしています!

この研究会では、農家、料理人、バイヤー、研究者など、いろいろなゲストにお話を聞きながら、出会いや学び場をつくり、みんなで気づいたことを話し合い、新たな種をみつけていくのだそう。農業の未来を「コウジョウ」させる楽しい活動になったらいいなと、なみえも応援しています。そこで、メンバーの所長、副所長、研究員のみんなに、これからこの研究所で目指していきたいことを聞いてみました。

まずはこの会社の社長さんであり、研究所 所長の三浦さんに質問!所長はこの研究所でどんなことに取り組みたいですか?

農業は天候に左右されることも多い。これから農業をはじめる若い農家さんたちが安定した生産や収入を得て持続可能な仕事にしていく上で、工場での野菜の生産は有効な手段の1つだと考えています。天候などの影響を受けずに計画的に生産ができるからです。自分たちでもまだまだ植物工場の可能性を探りたいし、栽培した野菜の魅力を消費者のみなさんにわかりやすく伝えたい。そのためには他の農法なども勉強しながら、これからの未来の農業に大切なことを研究していきたいと考えています。

なるほど。所長は未来の農業がこれから農業を始める人や若者にとっても、野菜を買ってくれるお客さんにとっても、持続可能なことを大切にしているんですね。

では、副所長の前川さんはどんなことをしたいですか?

わたしは毎日工場で水や光の管理をしながら野菜を育ててきました。現在4種類の野菜があるのですが、もっと変わった、おいしい野菜づくりを目指していきたい。トライ&エラーを繰り返しながら、めずらしい、たくさんの人によろこんでもらえるような品種を研究したいと考えています。また、肥料や光の調整についても未熟なところが多いので、専門家のみなさんと研究を重ねていけたらうれしいです。

おいしい野菜の種類が増えたら、みんなお料理が楽しくなりますね!わたしのごはんも充実してうれしいな…。

では研究員の中岸さんはどんなことをしたいですか?

わたしは野菜を育てるプラントやそこで育てた野菜をもっとたくさんの人に知ってもらえるよう、研究をしていきたいです。いいものをお客さんに楽しんでもらうことがわたしの使命!これからの若者の農業を支えていけるような働きができたらいいなと考えています。

みんな目が輝いている。。。おいしい野菜をつくっていけるように、たくさんの人と一緒に農業の未来を考えていける研究所がスタートするんですね!これから研究所の活動から生まれる出会いや学びが楽しみだな。

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